ISSUE 課題
- 再エネ事業に取り組む企業としての存在意義・ブランド認知が、生活者レベルではまだ限定的だった
- 「太陽光」「風力」などの再エネワードは一般に馴染みがあるものの、理解や共感には乏しく、距離感があった
- ESG・脱炭素といった経営姿勢を伝える際に、企業視点の情報伝達では生活者の“自分ごと化”につながりにくい
- 専門性と生活感、事業内容と地域とのつながりを一貫性あるブランド表現として整理する必要があった
STRATEGY 戦略
“再エネを、伝わるカタチへ。”
<目的>
企業の再エネ事業・姿勢を、生活者の「感性」で受け取れるかたちに変換し、企業認知・理解・共感の総和を拡大
<ターゲット>
- 生活者全般(特に家庭・地域コミュニティ)
- 行政・地域関係者・ 再エネ業界・ESGに関心のあるステークホルダー
<アプローチ>
- アニメーション・実写・WEBなど複数チャネルを横断し、「心に届く接点」を設計
- 発電所の地域性・自然・人との関わりを可視化し、“顔のある再エネ企業”としての印象醸成
- 生活者の感覚に寄り添いながら、再エネの社会的意義を共感として可視化
PLANNING 企画
“生活のそばにある再エネ”を立体的に表現する複合プロジェクト
- アニメーションシリーズ「未来を取り戻そう」を企画・制作。再エネが人の暮らしや未来にどう関係するかを、ストーリーと感情で届ける新機軸コンテンツ
- 発電所のリアルな姿を伝える現場密着型の実写映像を複数制作。自然や地域との関係を主軸に、再エネの“風景”を可視化
- 自社noteメディア「発電所からの便り」や、オフィシャルHP内の「ソーラーファームの動植物園」などのWEBコンテンツも提案・制作
- ブランド・トーンに一貫性を持たせるため、全メディア・映像のトーン&マナーを統一
CREATIVE クリエイティブ
“生活者と生産者”をつなぐ、あたたかなブランドトーン。
映像演出|“伝える”から“感じさせる”へ
- アニメーション「未来を取り戻そう」では、環境問題や再エネを“感情移入できる物語”に昇華。内田真礼・下野紘などの人気声優を起用し、話題性と共感力を両立
- 実写映像では、発電所の自然・地域・働く人を描き、風力・太陽光がもたらす未来を、ドキュメントタッチで誠実に表現
- 撮影演出はドローン・スロー・定点などを駆使し、時間の流れや自然との共生を感じさせるトーンに統一
コピー・トーン設計|“やさしく、信頼できる”情報伝達
- 専門性に偏らず、生活の言葉で語るコピー設計。未来・自然・地域というテーマを、過度な理想論ではなく、身近なものとして設計
- 各映像・WEBにおいても、“やさしさ・正直さ・誠実さ”をベースにした語り口でブランドトーンを統一
WEB・デジタルメディア設計
- オウンドメディア内での「発電所からの便り(note)」では、発電所の風景や地域活動などを、親しみやすく紹介
- 「ソーラーファームの動植物園」ページでは、再エネ事業が生態系とも共生する姿をビジュアル化し、企業姿勢を表現
- トーン&マナーは“ナチュラル×クリーン”を基調とした配色とフォント設計を統一
ROLL 担当領域
- コーポレートブランド戦略立案
- コンテンツ戦略設計・企画立案
- アニメーションシリーズ「未来を取り戻そう」企画・脚本・制作
- 映像演出/撮影/編集(ドキュメント・地域密着・風景映像など)
- オウンドメディア「note」構成企画・編集・執筆
- 「ソーラーファームの動植物園」ページ構成・コンセプト開発
- 全体トーン&マナー設計(映像/WEB/コピー)
