ISSUE 課題
- Netflix Japanのブランド認知は拡大していたが、マス層への定着や文化的存在感にはもう一段の浸透が求められていた
- センシティブなテーマゆえ、TVや主要デジタル広告での露出に制限があり、従来の広告設計が難しかった
- “過激さ”が先行し、作品本来の魅力であるヒューマンドラマ性や挑戦の物語が正しく伝わらないリスクがあった
- ブランドとしての表現の自由と、社会的な共感性のバランスを両立する戦略的な設計が必要だった
STRATEGY 戦略
Netflixらしい“挑発と知性”を両立する、突破型ブランド戦略
<目的>
Netflixの挑戦性・多様性・世界水準の品質を象徴する作品として『全裸監督』を軸に、ブランドイメージを深化・拡張させる
<ターゲット>
- 新しい視点でエンタメを楽しむ Entertainment Explorer層
- その周辺の潜在層および Upper Mass層
<アプローチ>
- 本作を「非常識が常識を変える」ヒューマンサクセスストーリーとして再定義
- Aクラス俳優の起用 × 映画級クオリティにより、Netflix Originalの本気度を提示
- 表現の制限を逆手にとり、“Fake Brand” を活用した柔軟で創造的なPR設計を構築
- 日本社会に漂う“行儀よさ”を超えた知的挑発により、Netflixの独自性と覚悟を体現
PLANNING 企画
認知 → 会話 → 熱狂 を描く3フェーズ統合型キャンペーン
Phase 1|期待の醸成
- 深夜TVスポットやフェイクニュースで“謎と期待”を同時に喚起
- 昭和×現代を融合した象徴的なビジュアルで作品世界への入り口を演出
Phase 2|認知と共感
- 山田孝之氏をはじめとする豪華キャストによる露出で、本作の挑戦性やテーマ性を発信
Phase 3|話題化と共鳴
- Spotifyプレイリスト、自販機サンプリング、逆営業ダイヤルなど“語りたくなる仕掛け”を多層展開
- GIF素材やKOL起用によって、自然なSNS拡散とFOMO(見逃したくない感)を醸成
CREATIVE クリエイティブ
映像コンテンツ
『山田孝之氏・玉山鉄二氏・道島慎之介による裏話対談』
『山田孝之氏と吉田豪氏によるロングインタビュー』
ROLL 担当領域
- ブランド/マーケティング戦略設計アドバイザリー
- プロモーション施策のプランニングサポート
- TVCM企画
- プロモーション映像企画